フリーアナウンサーの青木裕子(31)を「吉本第2のゴッドマザー」と称賛する声が周囲から上がっている。

 21日に都内で行われた新刊「母、妻、ときどき 青木裕子」の出版記念イベントに出席した青木。今年3月、夫でお笑い芸人のナイナイ・矢部浩之(43)との間に長男の稜(りょう)君を出産し、以前よりふっくらした感じで報道陣の前に姿を見せた。

 妊娠中、矢部の“女性問題”が発覚していたと暴露した青木。

「矢部さんは息子が生まれるまでチャラチャラ遊んでいた。私は家出をしました」と告白し、息子の稜君もそんな矢部に似たのか「男性より女性が好きみたい。家に女性が遊びに来ると機嫌がいい」と苦笑い。でも夫の評価を聞かれると「矢部さんは100点!」と笑顔。幸せいっぱいだった。
 矢部の浮気も「ネタ」にして楽しませる姿勢にワイドショー関係者も「最近はすぐ『プライベートNG』と言いだすタレントが多いが、その点、立派。この業界の“持ちつ持たれつ”をよく分かってる」と感心する。

 そんな青木には、タレントの小川菜摘(51)に並ぶ「器のデカさ」を感じさせるという。

 小川の夫・ダウンタウンの浜田雅功(51)は、結婚25周年を迎えた今年6月、グラドルとの浮気がフライデーされた。だが、小川はこの浮気を許し、さらにテレビ特番で2人の結婚25周年旅行を放送させた。「あれで小川は吉本一の『芸人の妻のかがみ』とみんなが認めた」(在阪局関係者)

 青木も矢部の浮気が発覚後に“男前”の行動に出た。「矢部に対して『ちゃんと別れてきてね』とぴしゃりと言い、必要があれば手切れ金も容認したそう。いまの若い女性にはなかなかできないですよね」(あるキー局関係者)

 いまは「芸のためなら女房も泣かす」矢部も、そのうち青木に頭が上がらなくなるかも。