お笑いコンビ「テツandトモ」が22日、東京・品川区のイオン品川シーサイド店で行われた「イオン『サプライズ! 10WEEKS』ロブスター本格展開」記念イベントに出席した。

 ロブスターの色に合わせ、結成17年で初めて2人とも赤のジャージーを着用。トモ(44)は「2003年8月に営業で21か所回らせてもらったが、先月は24か所でピークを越えた。消えた一発屋芸人と言われて不安はあったが、ブレークから10年たったら何とかなるという前例を作りたい。来年は紅白かな。これが続くとは思わないが、また10年後を目指したい」と再ブレークをアピールした。

 一方のテツ(44)は赤を着てテンションが上がりすぎたのか、ネタを飛ばす失態を犯してしまう。「直前でネタを変えたのが原因。このロブスターはツメの部分まで身が詰まって甘いが、僕のネタも詰めが甘い」と頭をかいた。

 今年は忙しすぎて、営業で1週間家を留守にすることもあったという。テツは「電話もしなかったので、3人の子供が『お父さんは死んだの』って尋ねてきたと妻に聞かされた。クリスマスは家族とロブスターを食べながら過ごす」と反省を口にした。

 一人者のトモは「クリスマスは税理士の先生とお会いする。夜は先生とそのまま飲みに行くと思う」とポツリ。今年は営業で稼ぎまくったうえに念願の歌手活動も行い、億を超える収入と噂される。それだけに、いろいろと対策が必要なのだろう。

 イオンでは昨年、6万匹のロブスターを販売したが、わずか3日間で売り切れる人気ぶりだったという。今年は約6倍の38万匹を輸入し、980円から楽しめる。クリスマスの新定番になれるか。