“巨人妻の十六文”が炸裂! 西口プロレスの12月大会「~第13回西口最強タッグ決定リーグ優勝戦~」が18日、東京・新宿フェイスで行われ、11月に結婚したばかりのアントニオ小猪木(43)が妻のモデル瓜谷はるみ(33)の助けを借りて、見事に優勝を果たした。

 小猪木は焙煎たがい。とタッグを組み、KID&見た目が邦彦組と対戦した。序盤は互角の攻防を繰り広げたものの、相手方のセコンドについた腐れ外道が、観戦していた瓜谷をリング脇に引きずり出すと状況は一変。

 愛妻を人質に取られ、小猪木は明らかに動揺し始める。すると、KID&見た目が邦彦組は瓜谷の前で小猪木を公開リンチするなど一気に攻勢をかけた。

 小猪木が倒れたところで腐れ外道が瓜谷を羽交い締め。そこにKIDが凶器を手に殴りかかった。と、その刹那、瓜谷が身をかわすと凶器は腐れ外道を直撃。さらに瓜谷はKIDに粉をぶちまけ、戦闘不能に追い込んだ。

 そして小猪木が瓜谷の足をサポートする形で“十六文”を繰り出し、腐れ外道の顔面をとらえる。そのまま瓜谷は小猪木を抱えて、見た目が邦彦をキック攻撃。最後は小猪木がKIDをジャーマンスープレックスホールドで仕留めた。

 思いがけずリングインすることになった瓜谷と小猪木の“愛のタッグ”は息もピッタリ。破壊力も抜群で、年末の最終戦を優勝で締めくくった。

 試合後に小猪木は「東スポさんのスクープ報道で大きな反響があったので、皆さんもうご存じだと思いますが、結婚しました。明るい家庭を築いていきたい」とあいさつ。瓜谷は「小さい夫をもらったが、幸せは大きいです」と語り、長州小力(42)やファンから祝福された。