「THE MANZAI」圧勝!博多華丸・大吉 たけしの一言で出場決めた

2014年12月16日 11時00分

博多華丸・大吉とビートたけし(右)

 漫才日本一を決める「THE MANZAI 2014」(フジテレビ系で生中継)が14日に都内で行われ、博多華丸・大吉が優勝した。結成25年のベテランコンビはここ2年間、「THE MANZAI」に出場していなかったが、最高顧問を務める本紙客員編集長のビートたけし(67)のひと言で出場を決意。たけしは3年前から「このコンビが一番」と優勝を予言していたが、その言葉通りまさに圧勝だった。

 優勝した直後の会見で華丸(44)は「長いこと続けてきてよかった。昨日、『オール阪神・巨人』の阪神師匠に『大人げないんとちゃうか』と言われたけど(笑い)。僕らが出たら若手も映えると思ったけど、まさか優勝できるとは…」。本紙で「あなたの生活に影響しないランキング」を連載中の大吉(43)は「うれしい半分、若手に申し訳ない」と話した。

 今回出場を決めたのは、たけしが昨年末、華丸に発した言葉がきっかけ。「『何で出ないの?』と言われて、思わず返した言葉が『ですよね』(笑い)。すぐに大吉さんに電話して『言われたばい。仕方なかね』と言った」(華丸)

 たけしが出場を勧めた理由は、3年前の「THE MANZAI」にあった。華丸・大吉は決勝大会に駒を進めたが、ファイナルステージ進出をかけたグループステージでは1票しか入らず敗退。このグループでは、同大会で優勝したパンクブーブーが9票を獲得した。

 たけしは当時の印象について「パンクブーブーも嫌いじゃないけど、何でこんなに評価が低いのかな?と思ったのは博多華丸・大吉だな」と語った。さらに「中には『何だこの審査員は』ってヤツもいたから(笑い)。『お前なんかに審査されたくないよ』ってのが。もちろん西川きよしさんは素晴らしい漫才師だし、秋元康くらいなら別に居てもいいけど、後ろの方に行くにつれて『そりゃねえだろ』ってヤツがいた」と続けた。

 ちなみに2011年の審査員で、今年いなかったのは秋元氏と大竹一樹、木村祐一、天野ひろゆきと放送作家の高須光聖氏の5人だ。

 今回の華丸・大吉の優勝に、たけしは「ジャンクフードとか、最近はやっている食堂がある中で、老舗の有名なお店の味を出されたという感じ。『恐れ入りました。ホントの味はこれだよ』と」と絶賛したが、たけしにとっては「3年前から当たり前の結果」だったようだ。

 この評価が確かなことはネット上にも表れていた。例年、「THE MANZAI」の優勝者は「なぜこのコンビ」とネットなどで批判を浴びることが多い。昨年優勝したウーマンラッシュアワーにいたっては、たけしが「漫才師としては、そんなに面白くない」、志村けんも「速すぎて何を言ってるか分からない」と、お笑い界の2大巨頭からも苦言を呈された。

 そういった批判の声もなく、たけし、志村ともに「圧勝だった」と口を揃えた。

 華丸・大吉の優勝は、自民党以上の圧勝と言えそうだ。