ASKA愛人の栩内被告に懲役2年を求刑

2014年12月11日 15時48分

懲役2年が求刑された栩内被告(2014年10月9日)

 歌手のASKA(56=飛鳥涼、本名・宮崎重明)とともに覚醒剤取締法違反(使用)の罪に問われた栩内香澄美被告(37)の論告求刑公判が11日、東京地裁で行われ、検察側は「覚醒剤との親和性があり、不合理な弁解で罪を免れようとして反省の態度がない」として懲役2年を求刑した。

 

 栩内被告は前回と同じ紺色のスカートスーツ姿に高さ7~8センチある黒のヒール靴をコツコツと鳴らしてさっそうと出廷。頬紅を差し、まゆも整えている。

 

 前回と違う点は、毛髪鑑定を請求して、頭頂部が“プリン状態”になってまで伸ばしていた髪を10センチほど切り、肩までのサラサラヘアにイメチェンしたこと。第5回公判(11月25日)で裁判長が毛髪鑑定の請求を棄却したためとみられる。

 

 栩内被告はこれまでの公判で「膣内射精された精液が尿に混ざった」「毛髪についたASKAの汗が洗浄しきれなかった」と覚醒剤使用を否認していたが、検察側は論告で、栩内被告の尿、髪からも覚醒剤成分が検出されたと指摘。「覚醒剤を複数回使用した強力な証拠だ。鑑定結果は正確で、自分の意思で使用したと強く推認できる。反省の態度は全くない」と強調した。

 

 これを聞く栩内被告は毅然と背筋を伸ばし、涼しい顔を崩さず、落ち着き払っていた。

 

 論告では、知人から「香澄美も覚醒剤やってるでしょ」と聞かれた栩内被告が「ほかの女に行かれたら意味がない」と答えたという新証言も飛び出した。ASKAとシャブセックスの共犯者になることだけが愛人でいられる唯一の方法と、栩内被告が認識していたと認定されかねない。

 

 判決を前に次回公判(17日)では、弁護側の最終弁論の機会が与えられるが、どんな反論が出るのか見ものだ。