“お笑い冬の時代”紳助に復帰待望論

2012年08月29日 11時00分

 これまで何度も島田紳助(56)芸能界復帰の噂が浮上しては消え、消えては浮上しているが“復帰待望論”が意外にも、吉本以外の芸能事務所からも出ている。

「本当にあの引退は(2011年8月23日)、バラエティー界に大きな衝撃を与えた。確実にあれ以来、バラエティーの“火”は消えかかっている」。こう語る某芸能プロ幹部は、紳助は芸人としての実力もさることながら、プロデューサーとしての能力がズバ抜けており「彼に代わる人がいない」のだという。

「いまテレビに出ている若手というのはごく一部。それもまず、実力でブレークし、明石家さんまなどの大御所に気に入られた芸人ばかり。関東でいえばバナナマン、さまぁ~ず、おぎやはぎ。関西でいえばブラックマヨネーズを始めとした吉本勢。彼らがいわゆる『売れてる若手』たち。でも紳助は『売れてない若手』をプロデュースするのが抜群にうまかった。よその事務所の若手にも声をかけていたからね。それでお笑い界は活性化していたんだ」(同幹部)

 その“紳助ショック”はいまだ尾を引いている。10月のテレビ番組改編では「いくつものバラエティー番組が終了します。代表的なのは吉本のキングコングらが中心にやっていた『はねるのトびら』(フジテレビ)の打ち切りです」とは別の芸能プロマネジャー。いよいよ「お笑い“冬の時代”の到来」とまで言い切る。

 前出幹部は「おそらく“紳助ショック”は、お笑い界衰退の象徴として、経済界のリーマンショックと同じく、歴史に残るものになると思う。大げさじゃないよ。現実に食えない若手が次々と廃業してるからね」と指摘する。紳助の抜けた穴は想像以上に大きいようだ。

 

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