先日、妊娠6か月を発表した松たか子(37)の身近で「アナと雪の女王」ばりの“雪解け”があったという。

 松は2007年に16歳年上のギタリスト・佐橋佳幸(53)と結婚。佐橋はバツイチだったため、松の父親で歌舞伎役者の松本幸四郎(72)は結婚に大反対。それ以来、父親と娘夫婦の間には、微妙な距離感が生じていたという。

「今年、映画『アナと雪の女王』の大ヒットで、世間的に松の価値が高騰すると幸四郎と佐橋は口もきけない状態になった。佐橋もバックバンドなどでそれなりの収入はあるものの、松との格差はかなりのもので、幸四郎としてみれば“愛娘が食わせている”という思いが強かった。佐橋は何とか幸四郎に認めてもらおうと、自分のライブに招待したり、松と一緒に実家を訪れたりしていたが、幸四郎は聞く耳を持たなかった」(芸能関係者)

 親子関係が修復できないことに悩んでいた松・佐橋夫妻だったが、妊娠によって幸四郎と佐橋は腹を割って話し合い、ようやく結婚を認めてもらったという。

「幸四郎に無視されてもめげない佐橋の態度と、いの一番に妊娠を報告したことで、幸四郎もさすが折れたそうです。松の妊娠後は夫婦を実家に呼んで頻繁に食事をし、孫が遊びやすいように実家の改築も進めています」(同)

 さらに、梨園関係者は幸四郎が佐橋に心を許した理由をこうみている。

「松さんの子供が男児ならば自分の後継者の歌舞伎役者にできるからですよ。高麗屋の後継者は、松さんの兄・市川染五郎さんに続いて、その9歳の長男がいますが、来春生まれる松さんの子供はその10歳年下のスターになれるのです」

 大みそかの紅白歌合戦への出演が期待された松だが、妊娠で出演を辞退したとみられる。当日は“雪解け”した松の実家で、一家そろって将来を語るようだ。