福岡・博多を拠点に活動する人気アイドルグループ「HKT48」が6日、初の台湾公演「HKT48全国ツアー ~全国統一終わっとらんけん~番外編in台北」(7日、台北・ATT SHOW BOX)の前夜祭イベントを開催した。

 高さ509・2メートルの超高層ビル「台北101」の91階(地上約390メートル)の展望台広場で行われた前夜祭に、ライブに参加する47人全員が登場。最新シングル「控えめI love you!」ほか全5曲を熱唱し、詰めかけた約700人のファンを喜ばせた。

 イベント前に行われた囲み取材には、穴井千尋(18)、多田愛佳(19)、兒玉遥(18)、指原莉乃(22)、矢吹奈子(13)、田中美久(13)、宮脇咲良(16)の7人が参加。「台湾はどうですか?」というファンからの質問に指原は「(来たばかりで)実はまだ満喫できていません。でも1人100個ずつ小龍包を食べたい!」と宣言。兒玉が「担担麺!」と話せば、宮脇も「かき氷!」と食べ物の名前ばかりが飛び出し、笑いを誘った。

 初出場する「NHK紅白歌合戦」への意気込みを聞かれた兒玉は「紅白を目標に頑張ってきた思いもあるので、すごくうれしかったです」と笑顔で明かし、「AKB48に勝てる自信は?」との鋭い質問には「ハートを強く持って頑張りたいです!」と意気込んだ。

 超高層ビルということもあり、会場は冷たい風が吹き荒れた。冒頭のMCで台湾のDJ KENから「寒くないですか?」と問いかけられると、指原は「びっくりするぐらい暑いです!」と最初は強がったものの、すかさず「寒いです…」とポロリ。DJ KENがファンに「みなさんがHKT48を暖めてください!」と呼びかけるシーンも。

 イベントでは夜景をバックに集合写真の撮影や、台北101にかけて、選ばれた54人のファンとHKT48メンバー47人の計101人で「恋するフォーチュンクッキー」を一緒に踊るなど、大盛り上がりだった。