歌手・松村和子の夫 肝不全で死去していた

2014年12月04日 11時00分

最愛の夫を亡くした松村和子

 大ヒット曲「帰ってこいよ」で知られる歌手・松村和子(52)のバンドマンの夫が先月、肝不全のため死去していたことが本紙の取材で分かった。3年前に病気が発症してから懸命に看病を続けてきた松村。交際期間も含めて20年以上連れ添った最愛の夫を亡くして大きなショックを受けているが、それを表に見せることはなく、気丈に仕事をこなしているという。

 お客さんの前では笑顔を見せる松村だが、その裏では悲嘆にくれていた。

「11月20日に松村の夫が亡くなりました。62歳、まだまだこれからという年でした。松村は強い女性なので気丈に振る舞っていますが、かなり落ち込んでいます。食事もノドを通らないようで、3キロほど体重も落ちてしまいました」と松村に近い関係者。

 バンドでトランペットを演奏していた夫と松村が知り合ったのは、まだデビュー間もない1980年のこと。その後は仕事仲間という関係を続けてきたが、出会いから12年がたった92年ごろに転機が訪れる。交際に発展した2人は愛を育み、2000年10月10日に入籍、晴れて夫婦となった。

 子供はいなかったが「とても仲のいい夫婦でした。お互いに支え合う、良い関係でした」(前出関係者)。そんな夫婦に、悲劇が襲ったのは11年3月。松村が地方公演で不在の間に、夫に黄疸が出て診察の結果、肝臓が悪いことが発覚したのだ。

「それから松村は仕事をしつつ、夫の体にいいと聞いたらわざわざ遠くまで食材を買いに行って食事療法を行うなど、ずっと支えてきました。夫も基本的に自宅で療養しており、体調のいい時は松村を車で迎えに行くなど2人で病気を乗り越えようと頑張ってきました」(同)

 だが、亡くなる3~4日前、夫の体調は急変。ろれつが回らなくなったりしたため、救急搬送された。そのまま意識を失い、松村ら親しい人たちに看取られ天国へと旅立った。すでに葬儀は終わっているという。

 夫が亡くなってから、普段は人前で絶対に見せない涙を流すこともあった松村だが、仕事は一件もキャンセルすることなく、すべてこなしているというのだから、見上げたプロ根性だ。

「周囲が休んでもいいと言っても、松村本人は弱音を一切吐かず、仕事に取り組んでいます。まるでそれが夫への恩返しのように」(同)。3日も東京・中野サンプラザで行われた夢グループの舞台「友情~秋桜のバラード~」&歌謡ショーに出演した。夫が亡くなった日、松村は自身のブログに「ありがとう」という題で「さっき空を見上げたら星がとてもキレイだった ありがとう」と記した。星となった夫への感謝を胸に“歌手道”をまい進するつもりだ。