AKB48の渡辺麻友(20)、小嶋陽菜(26)、島崎遥香(20)ら16人が30日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、「AKB48 ステージファイター特別劇場公演」を行った。

 2011年にAKB初のソーシャルゲームとして誕生した「AKB48ステージファイター」が3周年を迎え、登録者数480万人を突破。この日は、ユーザーが“推しメン”をセンターにすることを目指し、今年7月に開催された「第4回センター争奪バトル」で勝ち抜いた“ステージファイター選抜”16人が出演した。

 同バトルで初の1位を獲得した渡辺がセンターを務め、新曲「希望的リフレイン」や「会いたかった」ほか全9曲を披露した。

 MCのお題はゲームの世界観に絡めて「荒廃した世界で生き残りそうなメンバー」。柏木由紀(23)が「荒廃した世界でも動じないことと、欲がないことでぱるる(島崎)がいいんじゃないかな」と指摘すると、本人は「私は小嶋さんと一緒に逃げたい。前にたかみな(高橋みなみ)さんを置いて」と総監督を盾に逃げると発言し笑わせた。

 一方、小嶋は「私は多分すぐにあきらめる(笑い)。この中だったら(松井)珠理奈かさや姉(山本彩)。イス取りゲームをしても、最後まで残るので」と予想した。

 また、山本彩(21)は「柏木さんが生き残りそう。(柏木のキャッチフレーズが)『寝ても覚めてもゆきりんワールド』なので、荒廃してようがいまいが、柏木さんしか生き残れなさそう」。これに柏木が「それ、ディスってるの?」とニヤリと笑い、山本をビビらせた。

 公演中には、ディズニーランドの年間パスポートをかけた“フラフープ対決”も行われた。

「私、一人っ子だからこういうことばっかりやってた」という柏木と、体操経験者の永尾まりや(20)、岩立沙穂(20)の3人が見事な腕前で決勝に進出。決勝戦を制した岩立は「私は大学生で、論文でディズニーについて書こうと思っているので、研究材料としてディズニーに行きたい」と笑顔を見せた。

 さらに、ステージファイターのCM撮影の裏話も披露された。メンバーの疾走が印象的なCMだったが、柏木が「ぱるる(島崎)とれなっち(加藤玲奈)がマジでやる気なかったよね」と暴露すると、島崎は「柏木さんも一緒に『嫌だね~』って言ってたじゃないですか」と反論。ぶっちゃけぶりに慌てた渡辺は「いやー、みんな頑張ったね!」とまとめてファンの笑いを誘った。