亡くなった後も健さんに助けられ…板東英二が“奇跡のTBS出演”

2014年11月29日 11時00分

報道陣に高倉健さんとの思い出を語る板東

 俳優・高倉健さんが悪性リンパ腫のため83歳で亡くなったニュースが先週、日本中をかけめぐり、親交のあったタレント・板東英二(74)が「過去のいきさつから出演不可能」と言われたTBSへの出演を果たした。

 1989年公開の映画「あ・うん」での共演以来、健さんと付き合いがあった板東。それだけに健さんの死が明らかになった18日には、多くの報道陣が板東の元に詰め掛けた。

 テレビ局関係者は「板東さんは今秋からレギュラー番組に復帰したが、出演しているのは関東の独立U局『TOKYO MX』とラジオだけ。“個人事務所の申告漏れ”というイメージが強く、民放キー局への出演は果たせていなかった」と指摘する。

 ところが、健さんについて語った会見にはほとんどの民放キー局が取材に訪れた。その中には“板東を出演させるな!”と、最も強硬な姿勢だったというTBSの姿もあった。

「板東さんは長年、人気番組『世界ふしぎ発見!』でレギュラーを務めていたが、申告漏れの騒動で降板。TBSの上層部は『あれだけ面倒を見てやったのにどういうことだ』と怒り心頭。そのため業界内では『板東さんがTBSの番組に出ることはあり得ない』と思われていた」(同)

 ところが今回は、TBSも取材に訪れた。

「取材はしても、オンエアはしないのでは」とも言われたが、板東の姿は翌日、同局の情報番組「いっぷく!」でしっかりオンエアされた。

「過去を考えると、TBSに板東さんが出るのは“奇跡”。それくらいあり得ない組み合わせだった。これがミソギとなり、今後は“犬猿の仲”と言われたTBSの番組に出演できるかも」(芸能プロ関係者)

「あ・うん」では、健さんの助けもあって多くの映画祭で助演男優賞を受賞した板東。そのうえ不可能と言われたTBS出演を果たしたのだから、最後まで健さんに助けられた格好だ。