ここ1〜2か月ほどの芸能界で、地味ながら話題となっているのがお笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二(38)とタレント・坂口杏里(23)の熱愛。ただ我々、芸能マスコミの間で「なんでああなるんだろう?」と不思議がられているのが、小峠の態度だ。

 2人の関係は、10月3日発売の写真週刊誌「フライデー」が、都内の水族館での“手つなぎデート”を報じたことで発覚した。ただその後の小峠の対応は、芸能界の常識に照らし合わせると“?”が付く。女性の坂口が「早く言ってきてください」と告白を要求しているにもかかわらず、小峠の方が「そんなに急いですることじゃない」と、やんわり否定したのだ。

 芸能界のウラに精通しているベテラン芸能リポーターはこう指摘する。

「実際に交際しているかどうかは問題じゃない。男性のお笑い芸人と女性タレントという組み合わせなら、男性芸人がリードして話すのが当然。それなのにこのカップルは、坂口さんがバンバンしゃべるのに、芸人の小峠さんの方が何も面白いことは言わない。普通とは完全に真逆」

 実際に熱愛報道以降、「バイきんぐ」にはイベント出演のオファーが殺到し仕事は増えているが、小峠は坂口との関係を一切、ネタにはしていない。

 イベント関係者は「今、『バイきんぐ』を呼ぶと坂口さんの件を聞こうと多くのマスコミが来るからオファーしているけど、小峠さんは面白いコメントを一切しない。今後もこんな状況が続くようなら『バイきんぐ』のイベントへのオファーは激減するよ」と指摘する。

 確かに小峠はイベントで坂口との進展具合を聞かれても「特にないです」などと答えるのみ。一切面白い受け答えはしない。

「でも坂口さんとの“熱愛ネタ”は、芸人としてもおいしいネタ。それなのに小峠さんは、普通の受け答えに終始している。面白かったらテレビでも大きく扱うのに、もったいないですよ」(同)

 そのうえ最近、お笑い界の先輩である千原ジュニアが「女性をお持ち帰りした現場に小峠も同席していた」と報じられた。イベントに出演した際、これについて質問された小峠は「女性はジュニアさんの友達」と断言。さらにクリスマスの予定を聞かれると「仕事です」と、冷めたコメントを残した。

 一方のジュニアは後日、「写真を撮られたのは小峠のせい」とネタにした。

 ワイドショー関係者は「失礼だけど小峠クラスの芸人は、イベントにたくさん呼んでもらい面白い受け答えをするのが仕事。せっかくおいしいネタがあるのに面白いコメントをしないのは理解できない」と首をかしげた。

 芸人らしからぬ対応を続ける小峠だが、今のところ坂口と交際する可能性は否定していない。交際宣言の際は、芸人らしくド派手にやってもらいたいところだ。