米歌姫レディー・ガガ(28)と米ショービジネス界の“レジェンド”トニー・ベネット(88)が、低価格ファッションブランド「H&M」の「ホリデーキャンペーン」新CMで共演していることが27日、わかった。CMは同社の公式サイトで見ることができる。

 世界的ベストセラーとなっているアルバム「チーク・トゥ・チーク」でコラボしている2人。CMで同アルバムにも収録されている「スウィングしなけりゃ意味がない」を歌い、圧倒的な存在感を見せつけている。

 同社では、ガガとベネットを起用した理由を「レディー・ガガは世界で最高のアイコンの1人であり、また、トニー・ベネットはいろいろな世代や音楽のジャンルにまたがる、音楽界の伝説的な存在で、H&Mにおいて素晴らしい魔法のような休暇をともに祝えると考えている」と説明。

 CMの内容は「力強いファッションセンスとユーモアがベースにあり、ホリデーを祝うムードにあふれている。面白く、好奇心をそそる、喜びと大胆さ、そして驚きに満ちた映像」としている。

 ベネットと息ぴったりの演技を披露したガガは、撮影を振り返って「とても素晴らしい経験だったわ。トニーも私もとっても楽しかったの」とコメント。

 また、ベネットについては「私には尊敬する人が必要なの。私が迷っている人生の問題すべてに答えられる人がね。トニーと仕事する前は孤独に感じることがあったけど、今は違う。彼と一緒に歌うと明るい未来が見えてくるわ」と語り、公私ともに大きな影響を受けているようだ。