AKB48のセンターポジション経験者で、唯一「忘れられた存在」となった“初代じゃんけん女王”内田眞由美(20)が同情を集めていることは既報通り。

 38枚目となるAKB48のシングル「希望的リフレイン」(26日発売)のミュージックビデオ(MV)は、これまでシングル曲でセンターを経験したメンバーが総出演しているが、第1回じゃんけん大会で優勝した内田の姿だけがなかったのだ。

 これには48グループ総監督の高橋みなみ(23)も今月のイベントで「完成した映像を見て『あれっ、うっちー(内田)いないな…』となった」とコメント。「外された」と大きく報道もされ、内田はさぞかしショックを受けていると思いきや、「むしろ大喜びですよ」と事情通は話す。内田はアイドルだけでなく、東京・新大久保の「焼肉 IWA」のオーナーという顔も持っている。

「ショックどころか、この報道のたびに焼き肉店の名前が出るので、宣伝効果は絶大。内田はツイッターで『東スポさんあざーす』と感謝のつぶやきをしてます。商魂たくましいですよ」(同)

 さらにMVから内田が外されたことで、新たな計画が水面下で進行しているとか。

「MVを手掛けたクリエーティブディレクターの佐々木宏さんは、内田の存在を把握していなかったようで『かわいそうなことをした』と猛省している。そこで今度は、内田をメーンにしたスピンオフ版MVを作る提案をしているそうです」(同)

 佐々木氏はソフトバンク「白戸家」やサントリー・ボス「宇宙人ジョーンズ」などの人気CMを手掛ける敏腕クリエーターとして、映像業界では有名。そんな人物が内田1人をクローズアップしたMVを作れば、話題になるのは間違いない。

 AKB関係者は「実現するかはともかく、そういった話が出ていることは事実」と認める。MVから外されたことが“ケガの功名”となりそうだ。