「紅白卒業」根強かった浜崎あゆみ不要論

2014年11月25日 11時00分

紅白からの卒業を明かした浜崎

 歌手の浜崎あゆみ(36)が23日、自身のツイッターを更新し、デビュー翌年の1999年から15年連続で出場していた大みそかの「NHK紅白歌合戦」からの卒業を明かした。

 15年連続で出場し、08年からは史上最多の6年連続で紅組トップバッターを務めてきた浜崎。「お互いにパーフェクトなタイミングで笑顔で手を振り合い、ベストな形でお別れができた事をむしろ清々しい気持ちで喜んでいるわけでして…ってなんか、破局ツイートみたいになってしまいましたが、違います。笑 NHKホール卒業させて頂きます!」(原文ママ)とツイートした。

 関係者によれば、紅白各組の顔ぶれをほぼ固めたNHKが浜崎へ選考から漏れたことを伝えたという。この決断について、ある音楽関係者は「浜崎自身はここ数年、ヒット曲に恵まれていないし、今年に関していえば音楽番組にも出演していない。ライブ活動も精力的だったとはいえず、NHKサイドとしても選ぶ材料が乏しかったのでしょう」と分析。10月に発売された最新シングル「Terminal」はオリコン週間シングルランキングで初登場24位。アルバムからのシングルカット曲だったとはいえ、パワー低下は否めない。

 ヒット曲不足に加え、近年はNHK内部でも「あゆ不要論」が根強かった。それを“後押し”していたのがカウントダウンコンサート。浜崎は2000年からは14年連続で開催しており、紅白での歌唱後は、すぐさまライブ会場に直行していた。「NHKホールにいない浜崎は紅白全体の演出に関わることも一切なかった。そのためヒット曲がないのなら必要なしという局関係者は年々、増えていた」(前出の音楽関係者)。“卒業”は時間の問題だったのだ。

 その空気感を浜崎本人も察知していたのだろう。「浜崎自身も所属レコード会社(エイベックス)の後進アーティストに道を譲ったほうがいいという話をしていた。エイベックスにしたら浜崎に出てほしいが、そんな意向を受けて社内でも『今回は(辞退で)いいんじゃないか?』と。今回は身を引いた形になった」と別の音楽ディレクターは語る。

 卒業宣言したとはいえ、ヒット作を飛ばせば、NHKからオファーが届くというもの。「来年は本格的に海外も見据えて活動をしていく予定だそうです。今年以上に音楽面では積極的にやっていくとはいわれている」(同ディレクター)。再び紅白へ返り咲く日はくるのか。