ナイナイ岡村が明かした健さんのおちゃめな素顔

2014年11月21日 11時00分

健さんの思い出を語った岡村

 悪性リンパ腫のため、10日に亡くなった俳優・高倉健さん(享年83)を「命の恩人」と慕うお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(44)が21日、自らパーソナリティーを務める「オールナイトニッポン」(午前1時、ニッポン放送)で健さんの思い出を初めて語った。健さんの死後、公式コメントを控えていた岡村は4年前に体調不良で休養していたときの健さんからの言葉など、40分にわたり激白した。

 

 

「高倉健さんがお亡くなりになりました」。第一声でこう話した岡村。「不思議ですが、僕みたいなチンピラ芸人をかわいがってくれた」と、実に40分にわたって健さんとの思い出を振り返った。


 岡村が健さんと初めて会ったのは、2000年の「第23回日本アカデミー賞」の授賞式。岡村が「高倉健さんみたいな俳優になりたいです」と言うと周囲は失笑。会場の雰囲気が悪くなったが、健さんだけは立ち上がって拍手してくれた。「あの場を助けていただいた」と岡村は言う。


 さらに健さんは「あなたと志村けんさんの番組はよく見てます。いつか一緒にお仕事しましょう。社交辞令じゃないからね」。その後、岡村からバラエティー出演をお願いしたことがあるが、このときは「自分は映画人。できれば映画の中でご一緒したい」との回答があり、実現しなかったという。


 岡村は2010年、体調不良のため約5か月間にわたって休養。このとき健さんから「ムリするな。とりあえず体を休めなさい」と留守番電話にメッセージが入っていた。岡村は「僕にとっては神様。命の恩人です」と言う。復帰後、一緒に仕事をするという約束が果たされたのが12年公開の映画「あなたへ」だった。緊張でガチガチの岡村だったが、演技が終わると健さんは「いい芝居するなあ」とひと言。岡村は「あれも全部緊張をほぐすために言ってくれてる」と話した。


「気遣いの人」として知られる健さんらしいエピソードだが、普段はおちゃめな面もあったとか。健さんと電話するときはもちろん岡村も緊張するのだが、第一声は必ず「勝新太郎です」。岡村が「いや、健さんですよね」と言うと「そうだよ」と返したという。


 恩人である健さんの電話番号は今でもケータイに登録されている。岡村は「連絡先は一生消せません」と寂しそうに語った。