高倉健さんの訃報を受けて、1983年公開の映画「居酒屋兆治」で高倉さんの妻役を演じた女優・加藤登紀子(70)がマスコミ各社にコメントを寄せた。以下全文。
「60年代に青春を生きた私たち世代にとって、高倉健さんの生き様はバイブルでした。
それはたった一人でも大きな力に立ち向かっていける人であること、必死で生きる全ての人に心を寄せる熱い人間であること、そして自分自身に厳しく、迷いながら生きるさすらいの心を持ち続けること。
亡くなったことを知り、寂しさでいっぱいです。
「居酒屋兆治」で妻の役をやらせていただいた思い出、何より大切に、心からご冥福をお祈りします。
加藤登紀子」(原文ママ)