【国生さゆり連載2】バリバリの体育会系少女に

2012年08月24日 12時00分

 陸上の特待生で入学していますから、高校の3年間はとにかく走ることが仕事のようなものでした。中学3年間と高校での陸上部生活で、すでに私はバリバリの体育会系少女になっていました。これに拍車をかけたのが父親です。


 1年のうちにほんの数日、部活がない日もありましたが、父親が決めた門限はなんと夕方の5時! しかもっ!! 寝ぐせを直そうと鏡に向かってドライヤーを使おうものなら「何やっているんだっ! 色気づきやがって!!」と怒鳴られちゃうんです。


 仕方がないので寝ぐせは両手に水をつけ、手ぐしで直していたんです、私。なんてけなげなんでしょう…。思い出すたびに自分でも感心しちゃいますけど、当時は特に不自由している感覚なんてなかったなあ。知らない間に骨の髄まで体育会系体質になっていたんでしょうね、きっと。


 陸上漬けの毎日のおかげで記録は少しずつ伸びていき、最終的にはインターハイの広島県代表選手にもなれました。高校時代のベストタイムは100メートル12秒8! このままオリンピックを目指して、実業団の陸上部に入るのかなあ…。漠然と将来を考え出した私の目に「第3回ミス・セブンティーンコンテスト開催」という告知広告が飛び込んできました。

 

(1)芸能界入りのきっかけは部活