米人気俳優ジョージ・クルーニー(53)と9月に結婚し妻となった人権派弁護士のアマル・アラムディンさん(36)。そのアマルさんが、ここにきて米女優アンジェリーナ・ジョリー(39)との不仲説が大きく報じられている。その意外なワケとは――。


 アンジーの夫ブラッド・ピット(50)はジョージと親交が深く、ハリウッドでは“親友同士”。ただ、アンジーはそんなジョージのこれまでの恋人と距離を置いてきた。というのも、“ハリウッド最後の大物独身貴族”と呼ばれたジョージは、モデルたちと数々の浮名を流し、そんな女性たちにアンジーは「玉のこしを狙った女ばかり」と、冷めたまなざしを送ってきたからだ。


 ところが、アマルさんは全く別格。機密情報を公開するサイト「ウィキリークス」の設立者で、米国から指名手配されているジュリアン・アサンジ氏の弁護を担当したり、ウクライナ政府の人権侵害を訴えているティモシェンコ元首相の代理人を務めるなど、その美貌に勝るとも劣らない、華々しいキャリアを積んだプロフェッショナルだ。


 一方、アンジーも10年以上、国際的な慈善事業に関わり、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使も務めるなど、ハリウッドきっての“人権派女優”だ。


 そんな2人は共通する関心事も多い。アマルさんはアンジーが主催した紛争地域における性暴力廃絶のための会議にも出席するなど、良好な関係を築き始めたかのように思われた。それだけに、浮上した不仲説に首をかしげる関係者も多い。


 だが、米芸能誌「スター」によると、2人は不仲どころか「お互いに大嫌い」なのだとか。アンジーが嫌う理由は、アマルさんが悪名高いリビアの独裁者だった故カダフィ大佐の側近の弁護を担当していることらしい。つまり、アンジーはアマルさんの政治的姿勢を“偽善”と決め付け、反感を持っているというのだ。そんなアンジーにアマルさんは無視を決め込んでいる。


 ジョージとアマルさんの結婚式にブラピとアンジーの姿がなかったことを見ても両者の間柄はうかがい知れる。表向きは「映画撮影で多忙」のためだったが、実はアンジーの「あの人の挙式には出席しない」という鶴の一声だったとか。


 同誌によると、妻たちはお互いの夫に「もう付き合いはやめなさい」と禁止令を出している。さて、妻の意向にブラピとジョージはどうするか。