AKB48劇場チームA「恋愛禁止条例」公演に、バイトAKBの荻野由佳(15)、上谷沙弥(17)、中川里菜(19)、木下真佑(18)、川口真実(19)、黒沢綾佳(22)の6人が初参加した。
 
 バイトAKBには約250倍の難関を突破して50人が選出され、AKBの運営会社AKSと時給1000円のアルバイト契約を結んでいる。すでに3日から活動を始めているが、この日は普段のレッスンを厳しく審査され、選ばれた6人が晴れの劇場舞台を踏んだ。
 
 オープニングMCでは黒沢が“影アナ”を務め、多少かみながらも、無事最後まで注意事項などをアナウンスした。大役を果たした黒沢は「緊張のあまり何をしてたかよく覚えていないところもあるけれど、やりきったと思う」と充実した表情。
 
 公演曲「スコールの間に」では黒沢を除く5人が、「真夏のクリスマスローズ」では6人全員がバックダンサーとして登場。大きなミスなく演じ切り、会場の雰囲気を盛り上げた。中川は「ダンス経験はあったけど、緊張のあまり疲れてしまいました。AKBを経験できてうれしかったです」と、初劇場公演を振り返った。
 
 なお、元チームB所属で、「また夢の続きをかなえたい!」とバイトAKBに応募して選ばれた佐伯美香(25)は、残念ながらこの日のための厳しい審査を通過することはできず。
 
 夢の続きをかなえるのは、次の公演まで持ち越しになった。