元サッカー日本代表・中田英寿氏(37)と女優・柴咲コウ(33)の熱愛が報じられた。交際して約1年というが、超ビッグカップルとあって、周囲は相当にピリピリムード。特に柴咲の所属事務所サイドは、異常とも思える警戒ぶりを見せている。しかも、その異様な“ガード態勢”は夏ごろから見られたといい、あるテレビ関係者によると、柴咲の事務所関係者がメディアに対して「犯罪スレスレの“軟禁行為”」をしていたというから、穏やかでない。一体なぜそんな行動をとったのか? 舞台裏を追跡した。

  数年前から、複数の知り合いと一緒に食事をともにするような友人関係にあったという2人は、約1年前から急接近。交際に発展したという。

 一部報道によると、今年3月にフランス・パリで行われた高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のファッションショーに揃って参加したり、京都でも多数のツーショットが目撃されているという。

 ただ双方の所属事務所は「友人」としていて、交際については認めていない。そうはいっても、3~4か月前から「柴咲が超大物と付き合っている!」という噂が水面下で駆け巡り、柴咲サイドがピリピリしていたのは事実のようだ。そのせいか、とんでもない騒動が起きていた。

 これまで数多くの有名人との交際報道で世間をにぎわせてきたことで知られる柴咲だが、最近は恋の噂すらなかった。ところが、夏ごろから状況が変化していたという。

「夏の初めごろ、柴咲が超大物と付き合っているという話が出ていたんです。多くのメディアが相手探しをしていました」と芸能プロ関係者。夏ごろといえば前述の通り3~4か月前の話だ。「柴咲の事務所サイドが妙にピリピリしていた」時期とピタリ一致する。

 それが“爆発”したのが8月だったという。

 柴咲の主演映画「喰女―クイメ―」の完成報告会見の時に、騒動は起きた。くしくもこの直前に、同映画に出演していた女優・マイコ(29)が俳優・妻夫木聡(33)と交際していることが発覚した。かつて柴咲が妻夫木と付き合っていたのはあまりにも有名な話。つまり「喰女」では、妻夫木の“元カノと今カノ”が共演していたのだ。

 もちろん会見にはマイコも出席する予定だったが、直前になって欠席。この件については本紙も既報したが、マイコの欠席理由を「『元カノと今カノが並ぶ』という報じられ方を恐れた柴咲の所属事務所が圧力をかけた」との噂がまことしやかに流れた。

 さらに、事務所関係者がこの場で「犯罪スレスレ」と言われても仕方がない、とんでもない行動を取ったという。この会見を取材していた一部メディアが「元彼女の柴咲は出席」とネットで速報したところ、事務所関係者が激怒。この記事を速報したメディアの記者を会場内で探し出し、猛烈な“圧力”をかけはじめた。

「『“元彼女”という表現を削除しろ!!』と激しく迫ったんですよ。記者は仕方なく削除することに同意したんだけれど、事務所関係者は『削除されたことが確認できるまでここから帰さない!』と通告したんです」(テレビ局関係者)

 この行為について板倉宏日大名誉教授(刑法)は「すぐに解放すれば犯罪にはならないでしょうが、帰さない時間が30分くらいあったとすれば監禁罪に問われる可能性がありますね」と指摘する。

 まさに犯罪スレスレだったこの“軟禁騒動”は一部の芸能関係者の間に一気に広まった。

「それとともに『なぜここまでするのか? 柴咲に何かあるのでは!?』と疑問視する声もあがっていました」(同)

 当時、中田氏と柴咲がすでにラブラブだったとすれば、事務所サイドが2人の間に波風を立てまいと余計な気を回し「柴咲は妻夫木の元彼女」と報じられることを必要以上に嫌がっていたというのも十分に考えられる。

 超ビッグカップルとはいえ、周囲が必要以上に過敏になって暴走するのは、お粗末としか言いようがない。