人生ゲームに佐村河内氏、号泣議員“登場”

2014年11月12日 16時00分

「人生ゲーム オブザイヤーII」のパッケージ

 人生ゲームはここまで進化していた! タカラトミーは11日、最新作「人生ゲーム オブザイヤーII」を20日に発売すると発表した。このゲームは、世相を反映したブラックジョーク満載で、かなり攻めた内容となっている。

 人生ゲームシリーズ通算56作目となる新作は「人生ゲーム オブザイヤー」に引き続き、「新語・流行語大賞」を選出する「現代用語の基礎知識」とコラボ。同書の小冊子がつくほか、「新語・流行語大賞」ノミネートワード発表後にはウェブと連動し、ノミネートされた言葉をゲームに反映することができ、2014年を丸ごと振り返ることができる。

 スゴロク的なゲームとしての対象年齢は6歳以上となっているものの、ニュースをブラックジョークにした内容はかなり大人向けだ。

 人生ゲームといえば、ゲーム中にさまざまな職業に就くことができるのも面白さの一つ。今作では動画投稿サイト「ユーチューブ」で“作品”を公開して人気の「ユーチューバー」たちを意識した「動画クリエイター」が登場。さらに「歌手」はMay J.、「作曲家」は佐村河内守氏によく似たイラストが描かれている。

 コマを進めるマス目にもブラックジョークがあふれており「ゴーストライターがナイショを暴露」「パートナーが中性化して離婚」「突然号泣」と今年を象徴する出来事が描かれている。

 さらにゲーム内では増税、減税が変化することで職業ごとに給料が増減。待機児童減少マスに止まると、子供を保育園に預け、共働きビジネスコースに進むことができる。人生ゲームが発売されたのは1968年の高度経済成長期。そこから46年、ずいぶん日本は世知辛くなったようだ。

 タカラトミーの担当者は「ゲーム中に登場する出来事について大人が子供に説明したり、逆に若い世代の言葉を大人に教えたりと、幅広い世代でコミュニケーションしてほしいとの思いが込められてます。世相が反映されているので、3~4年後に振り返ってやっても楽しめます」と語る。

 中国の暴走、先行き不透明の経済状況と不安だらけの日本だが、3~4年後には笑って人生ゲームを遊びたいものだ。