AKB48の海外姉妹グループで、インドネシア・ジャカルタを拠点に活動する「JKT48」が11日、都内で行われた「放送コンテンツ海外展開促進機構(BEAJ) 採択企画発表会」にスペシャルゲストとして登場した。
人気アイドルグループ・AKB48の最初の海外姉妹グループとして誕生したJKT48は、インドネシアの冠番組「YOKOSO JKT48」(ANTV)で、日本各地をメンバーが訪問し、日本の魅力を発信している。
発表会には、同グループでキャプテンを務めるデフィ・キナル・プトゥリ(18)、アヤナ・シャハブ(17)、リディア・マウリダ・ジュハンダル(18)、研究生のマリア・ゲノフェフア・ナタリア・デシー・プルナマサリ・グナワン(17)の4人、高市早苗総務相(53)らが出席した。
すでに同番組で別のJKTメンバーが東北地方の魅力を伝えたようで、リディアは「メンバーは岩手でわんこそばを必死に、歩けないぐらい食べたと聞いています。私もそばは好きです」。キナルは「青森では津軽三味線をバックに『恋するフォーチュンクッキー』を踊ったみたい」と話した。
昨日、来日した4人は12日から大阪、広島、鹿児島などを訪れ、同番組で紹介する予定。日本人とアラブ系インドネシア人のハーフで、大阪の居住経験もあるアヤナは「私は地元が大阪なので、めっちゃ楽しみです」と笑顔で意気込んだ。
そんな光景を見ながら高市氏は「オバちゃんにも若いころはあったんやで! あっという間に年を取るから、若いうちにこの機会を楽しみにしてください」とジャブ。続けて「大阪と広島でお好み焼きを食べ比べしてください。あと、大阪人のボケとツッコミなど芸を付けて、新しいキャラのアイドルになって帰ってください」と高いハードルを求めたが、アヤナ以外は意味が分からなかった様子。
キナルは「アドバイスありがとうございます。日本の魅力をたくさん伝えられるように頑張りたいと思います」と真面目に返した。
BEAJとは、総務省をはじめ、日本の放送局や番組制作会社、大手商社など官民一体となり、日本のテレビ番組を海外展開促進する目的で昨年8月に設立された。
AKB姉妹グループ「JKT48」 日本の魅力伝える番組発信
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