南こうせつ 島倉千代子さん1周忌で「手つなぎ秘話」

2014年11月07日 16時10分

島倉さんとの思い出を披露したこうせつ(左)と徳光アナ

 歌手の南こうせつ(65)、フリーアナウンサー徳光和夫(73)が7日、東京・千代田区のJPタワーで始まった「島倉千代子・こころ展」(9日まで)のオープニングセレモニーに出席した。

 

 昭和を代表する歌手・島倉千代子さん(享年75)が、昨年11月8日に肝臓がんで死去してから1年がたった。1周忌を迎え、今回の展示を開催。故人の品々など約250点をそろえた。

 

 島倉さんは亡くなる3日前に楽曲「からたちの小径」をレコーディング。作曲したのがこうせつで、島倉さんが死去する直前の秘話を明かした。

 

「レコーディング後に電話をいただいて、息絶え絶えでした…。私が『今後は好きなように、自由に歌ってください。体調を整えてください』と言っても、それに対する答えはなかった」

 

 その後、島倉さんは亡くなった。「(歌手として)天命を全うする美しさ。私もこんな体験は初めて」と歌手魂を振り返った。

 

 また、こうせつは2年前に北海道・旭川でNHKの番組収録で共演。島倉さんが出番前に舞台袖で「緊張する…」とつぶやいていたエピソードを回顧した。

 

 こうせつが「大御所でも緊張するんですか」と尋ねると、島倉さんはこうせつの耳元で「手を握っていいですか」とすがってきた。こうせつの手を握り、安心した島倉さんは「行ってきます」とステージに上がったという。

 

 歌い終わると「緊張がほぐれてよかったです」とほほ笑んだ。こうせつは「あの方はずっと少女でした」とピュアな一面を振り返った。

 

 生前に親交があった徳光は、郷ひろみ(59)、西城秀樹(59)、野口五郎(58)の「新御三家」と島倉さんが共演した思い出を披露。この3人の出演は島倉さんの“ご指名”だったそうで「頬をポッと赤らめていた。あれがお千代さんだと思った」と語った。