北野武監督もマイッタ 初出演・藤竜也の絶妙切り返し

2014年11月07日 11時00分

北野監督もマイッタ!?

 北野武監督(67=本紙客員編集長)による映画「龍三と七人の子分たち」が来年4月に公開されることが5日、発表された。

 一昨年10月公開の「アウトレイジ ビヨンド」以来となる新作は「金無し、先無し、怖いモノなし! ジジイが最高!!」がキャッチコピーで、オレオレ詐欺に引っかかったヤクザの元組長が昔の子分7人を呼び寄せ、詐欺集団の若者を成敗しようと立ち上がる姿を描いたもの。北野監督が「世代を超えて楽しめる娯楽作品。笑ってくれればそれでいいよ」と語るように、得意のヤクザ映画でありながらコメディーの要素が満載だ。

 主演は北野作品に初出演となる藤竜也(73)。

 出演オファーには驚きを隠せなかったようで、藤は「“出てくれ出てくれ詐欺”かと思った」とコメント。監督の演技指導についても、あまり指示がなかったことを振り返りつつ、「自分のアンテナを鋭敏にしないといけない。ボケ防止になりました」と笑いを誘った。

 さらに、この映画には他にも近藤正臣(72)、中尾彬(72)、小野寺昭(71)など個性派“ジジイ俳優”がズラリと揃い、主要キャスト8人の平均年齢はなんと72歳。“高齢化作品”という点でも話題を呼びそうだ。

 北野監督は「ローリング・ストーンズやポール・マッカートニーに象徴されるように、国際的にもジジイたちが大活躍している時代であることを、改めて思い知れって若者たちに言いたいね」とした上で、キャスト陣には「高齢なんで、公開日までとにかく元気でいてほしい。誰かの遺作になっちゃったりしないよう、皆さんの健康が心配でしょうがないね」と強烈な“毒ガス”を噴射した。

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