HKT48の指原莉乃(21)が5日、都内でソフトバンクモバイル新CM発表会に出席。6月の「選抜総選挙」で連覇を逃した場合に公約として掲げた“滝行”を実行したことを明かした。

 5月のイベントで、指原は連覇を逃した場合は「滝に打たれて、考え、見つめ直したい」と発言。総選挙時にも「滝を探しています」などとファンの前で約束していた。滝行は10月中旬にお父さん犬でおなじみの白戸家の故郷である一乗谷(福井県福井市)で行われ、指原の滝行は8日から「白戸家」シリーズの「指原修行」編としてオンエアされる。

 指原は「滝に打たれて心が洗われて、精神統一できた感じがする。1位になりたいという思いが強くなった。1位に執着します」と決意した。

 5月のイベントで報道陣から“連覇できなかったら?”と言われ、思いつきで掲げた公約で人気CMをゲットした格好だが、テレビ関係者は「CMゲットの嗅覚は“スキャンダル”で磨かれたおかげだ」と続ける。

「異性スキャンダルでHKT48へ電撃移籍した時、大手不動産仲介のCMに主役として出演したんです。博多へ引っ越した指原の新居で、AKBメンバーが引っ越しパーティーをする内容。スキャンダルで、CM出演を勝ち取ってしまったんですからね。指原さんにとって成功体験として刻まれているはず」(前同)

 その他にも今年9月に「ワンカップ大関」の新CMをゲット。テレビなどで自ら“酒グセの悪さ”を事あるごとに暴露。アイドルだけに本来はマイナスイメージのはずだが「あれだけ人気のある女性アイドルで、お酒の失敗談を堂々と話す方はいない。指原さんはお父さん世代と若い世代をつなぐイメージがある。ワンカップ大関のCMにピッタリな女性」と当時のCM関係者から起用に太鼓判を押されていた。

 ソフトバンクモバイルCM会見の最後で、「もし来年も1位になれなかったら?」と呼びかけられた指原は「また何か修行します。CMで使ってもらえるので」とあくまで貪欲。転んでもただでは起きないさしこだ。