NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」で初の外国人ヒロインを務める米女優シャーロット・ケイト・フォックス(29)が5日、櫻井賢プロデューサーとともに、東京・千代田区の外国特派員協会で記者会見に臨んだ。

「マッサン」は、ニッカウヰスキーを創業した“日本のウイスキーの父”竹鶴政孝とスコットランド人の妻・リタをモデルに、ウイスキー造りに生涯をささげた夫婦の姿を描く。シャーロットは、玉山鉄二演じる亀山政春の妻・エリーを熱演している。

 外国人記者から「日本の何に驚いた?」と聞かれると、「よく聞かれるけど、もう7か月もいるから思い出せないの。もうずっと日本にいるような気がするし、日本は私の故郷」とシャーロット。続けて「日本語、これからもっと頑張ります」と日本語で話し、会場の笑いを誘った。

 また「ウイスキーはニッカとサントリー、どちらを飲むか」と聞かれた櫻井プロデューサーは、「どちらもおいしくいただいている。2大企業がこのドラマのスポンサーになってくれたらどんなに楽だったか…」と公共放送ならではの苦労も口にした。