北野監督が毒ガス連発も納得のコンペ審査員の顔ぶれ

2014年11月02日 11時00分

「SAMURAI賞」を受賞した北野武監督(左)とティム・バートン監督

 北野武監督(67)、米国ハリウッドのティム・バートン監督(56)らが31日、都内で行われた「東京国際映画祭」のクロージングセレモニーに登場。北野監督とバートン監督は今年から新設された、比類なき感性で侍のごとく時代を切り開く映画人の功績をたたえる「SAMURAI賞」を授与された。


 ところが、北野監督は授賞式で“毒ガス”を連発だ。


「東京国際映画祭は第1回の時に来させていただいたが、その時はレッドカーペットが緑。バッタ扱い」とかますと、「賞のお話があった時、どうしようかと思ったけど、ティム・バートン監督もいるといわれたので、それなら受賞しても、恥ずかしくないかと思った」とシニカルジョーク。


 トドメは強烈だった。「最近、テレビや映画など(創作意欲が)内心ムズムズしているものがある」と胸の内を明かしたかと思いきや「何か(自分の中で)一皮むけそうな感じ。まだ“ムケて”いないところが1か所ありますけど」と下ネタだ。


 最後には「この賞が(一皮むける)きっかけになるかもしれない。ありがとうございました」とまとめたものの、同映画祭に対する強烈な皮肉は来場者の誰でもが感じられた。


 ある映画関係者は「審査員の顔ぶれを見たら、北野監督が物を言いたくなる気持ちも分かる」と話す。


 実は同映画祭の「コンペティション国際審査委員」は映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でヒットを飛ばすジェームズ・ガン監督(44)のほか5人いるのだが、そのうちの日本代表がお笑いコンビ「品川庄司」メンバーで映画監督でもある品川ヒロシ(42)なのだ。


「確かにいい映画を撮りますが、さすがにまだ『評価する側』ではなく、『評価される側』の方がぴったりとくるのでは。この映画祭には海外からたくさんの映画関係者が来ていたが『品川ヒロシ』と聞いてほとんどが『Who?(誰?)』でしたよ」(前出関係者)


 北野監督が毒ガスを連発するのも無理はないか。