自殺のスコット監督 脳腫瘍だった

2012年08月22日 12時00分

 米国・ロサンゼルスで19日(日本時間20日)、橋から飛び降り自殺したトニー・スコット監督(享年68)は、「手の施しようのない脳腫瘍だった」と米ABCニュースが報じた。大ヒット映画「トップガン」や「ビバリーヒルズ・コップ2」で知られた巨匠の突然の死に、ハリウッドでは衝撃が走った。

 

 地元警察によると、同日午後0時35分ごろ、ロス湾に架かる高さ約56メートルのビンセント・トーマス橋から「人が飛び降りた」と通報を受け、現場周辺を捜索。同3時ごろ、男性の遺体を発見、身元はスコット監督と判明した。

 

 現場近くからは監督の車が発見され、車内から家族らに宛てた数通の遺書が見つかった。内容は分かっていない。ABCニュースは、監督が「手術不可能な脳腫瘍を患っていた」との親しい友人の証言を伝え、自殺原因だった可能性を示唆した。

 

 松田優作や高倉健がマイケル・ダグラスと共演した「ブラック・レイン」や「ハンニバル」など、数々のヒット作を産み出したリドリー・スコット監督(74)の弟としても知られていた。兄弟は英国出身。英国に滞在中だったリドリー氏は知らせを受け、急きょロサンゼルスに向かった。

 

 突然の訃報にハリウッド関係者もショックを隠せない様子だ。

 

「トップガン」に続きスコット監督作「デイズ・オブ・サンダー」にも主演したトム・クルーズ(50)は「トニーはとても親しい友人だった。本当に悲しい」との声明を発表した。

 

 映画「アポロ13」のロン・ハワード監督(58)は「トニー・スコットの映画はもう見られない。悲劇の日だ」とツイッターに書き込んだ

 

 

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