B級グルメイベントは本当に地域活性化につながるのか

2014年11月01日 09時00分

 B級グルメイベントが全国で開催されている。客たちは各地のB級グルメを堪能し、また食べたくなれば、その土地に行くという“町おこし”に一役買っているはずだが…。実はイベント関係者らから「本当に地域活性化につながってるのか?」という疑問の声が上がっているのだ。

 B級グルメとしては、これまで静岡の「富士宮やきそば」や秋田の「横手やきそば」など地域で愛されてきたものが、全国区になった実績がある。だが、近年では、もともとその土地になかった新しいメニューを開発して出展する団体が目につく。

 B級グルメの定義は様々あるだろうが「地元の人々に愛される食べ物」というのであれば「新メニューを開発するのはどうなのか。古くから地元で食べられているものを出展すべきではないか」という意見が出るのも、もっともな話。

 あるイベント関係者は「来場者数は主催者発表で数十万人とされていますが、実際は数万人と約10分の1ほどになっているイベントもある」と内情を明かしている。

 出展者たちからも戸惑いの声が上がっている。行列のできる食べ物もあるが、それは一部。待ち時間ゼロの食べ物もたくさんあったため「出展者には『なんでこんなに売れないんだ。話が違う』などと不満を言う人もいた」(同)。

 さらに、最近はあまりにソース味のものが多くなっている。「茶色の食べものばかり。『焼きそばグランプリ』に改名したほうがいい」(別のイベント関係者)とのトホホな声も…。

 地方自治体はB級グルメイベントの影響力を信じて誘致に必死だが、実際は予想以上に客離れが進んでいるようだ。