FNN(フジニュースネットワーク)のホームページに掲載されたニュース記事が「あまりに日本語が下手すぎる」とネットで騒動となっている。

 問題の記事はFNNが24日に報じた「義理の母親を鍋で殴り殺害しようとした疑い 33歳女逮捕」とのニュース映像に添えられたものだ。

 記事は
「義理の母親を鍋で殴って殺害しようとした、33歳の女が逮捕された。
そのきっかけとなったのは、カレーだった。
女性は『とにかくわたしは、頭が痛くて痛くて』と話した。
額に貼られた、血がにじんだ、ばんそうこう。
女性を襲ったのは、この家で同居していた息子の嫁だった」――

 と約50行にわたるもの。短い文節と体言止めの多用でお世辞にも読みやすいニュース原稿とはいえない。

 ネット上では「こんなにひどい文章は見たことがない」「この文章はおかしい」など批判や嘲笑の的となっている。

 FNNサイトに掲載されたニュース記事には芸能などを中心に文章としてきちんと体裁が整っているものがある一方、問題となった記事と同様に短い文節、体言止めを多用したものが掲載されている。他局のニュースサイトも確認したが、“機械的”ともいえる文章はFNN以外では確認できなかった。

 このニュース記事は日本最大のポータルサイト「Yahoo!」にも配信されており、さらに波紋を広げている。