JRA60周年を記念したイベント「JRA 60th Anniversary 優駿~a fine horse~」が京都高島屋で開幕。初日22日には関西トップアスリート対談と題し「武豊&金本知憲トークショー」が行われた。

 26日の菊花賞でトーセンスターダムに騎乗するJRAジョッキー武豊(45)は「春のクラシックでは結果を出せなかったですが、今回の追い切りは抜群に良かったです。これまでで一番良かった。京都もいいので変わってほしいですね」と好感触を伝えると、「現役時代には周りの選手がやっていたので、よく(馬券を)買っていたんです。武豊さんの話を聞くと久しぶりに買いたくなるね」と“アニキ”こと元阪神タイガースの金本知憲氏(46)。トーセンスターダム買いに心が揺れた様子だ。

 一方、金本氏は25日から始まる日本シリーズ、阪神―ソフトバンク戦について「総合力では阪神が勝っていると思う。ピッチャーの調子もいいし、勝てそうな雰囲気がある。何よりアリ(巨人)がせっせと蓄えたものをバッタがすべて持っていったでしょ。ナベツネさんもそりゃ、怒るよ」。“バッタ力”の表現で場内を笑わせた。大の阪神ファンとして知られる武豊も「リーグ2位からの日本シリーズ進出だから勝てば儲けもの。守るものは何もないですから。最後は優勝してほしいですね」と日本一奪取に期待した。