佐村河内氏が人権侵害申し立て「アッコにおまかせ!」BPO審理入り

2014年10月22日 16時33分

人権侵害を申し立てていた佐村河内氏

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は22日までに、ゴーストライター問題が発覚した佐村河内守氏(51)の謝罪会見を取り上げたTBS系「アッコにおまかせ!」について審理入りすることを決めた。佐村河内氏が8月26日付で同委員会に人権侵害を申し立てていた。

 対象となったのは3月9日の放送で、佐村河内氏の謝罪会見をまとめたVTRを流しながら、番組出演者が意見を述べる様子を生放送した。

 BPOの公式サイトによると、佐村河内氏は「申立人が聴覚障害者であるかのように装って記者会見に臨んだとの印象を与えたもので、申立人の名誉を著しく侵害するものであると共に、申立人と同程度の聴覚障害のハンディキャップを持つ者に対しても、社会生活上深刻な悪影響を与えた報道であった」などと主張。「悪意ある編集」を行ったとしている。

 これに対し、TBS側は9月30日付で同委員会に「見解」を書面で提出し「謝罪会見の綿密な取材と、診断書についての専門家の見解の上で制作しており、『悪意ある編集』などによって申立人に聴覚障害がないと断定したものではない」と反論しているという。