お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(49)とジブリプロデューサーの鈴木敏夫氏(66)が17日、都内で行われた「鈴木プロデューサーד特命コピーライター”太田光 公開会議」に登場した。


 太田がDVD化されるジブリ作品「かぐや姫の物語」(12月3日発売、高畑勲監督=78)の宣伝コピーを担当する。


「さすがジブリ。こんなに報道陣が集まるのは、田中がタマ取った時の記者会見以来だね」とはしゃぐ太田。大役を任されたことには「オレがジブリ作品のコピーなんか担当したら、アニメファンに怒られそう。『作品はいいけど、太田のコピーですべて台無し』とか言われる」と自虐ネタで笑いを誘う。


 ジブリといえば、高畑監督と宮崎駿監督(73)が2トップ。ところが、鈴木プロデューサーを前に太田は「前にも言ってるんだけど、僕は宮崎駿が嫌いでね」と“毒ガス”噴射だ。さらに「コピーは『高畑バンザイ!』にしようか」と言いたい放題だった。


 最近では太田の後輩にあたるお笑いコンビ「日本エレキテル連合」が大ブレーク。太田も2人を“猫かわいがり状態”だが、そんな太田をネタ担当の中野聡子(30)は「怖くなる時がある」と本紙に明かしていた。


「1回『私たちが売れなくなったらどうします?』と聞いたら、太田さんは『無視する』と言ったんです」(中野)


 これは太田流の“かわいがり”なのだろうが、現在、かわいがられているのがエレキテルと同期の「ウエストランド」(井口浩之=31、河本太=30)だ。


「井口が舞台とかで何かしゃべろうとすると、太田から『しゃべるな! チビ!』とやられる。エレキテルがちやほやされるのとは対照的」(あるテレビ局関係者)。ところが、それがウエストランドの成長につながっているという。「最近、漫才が面白くなったと関係者の間で評価が上がっている」(前出関係者)


 太田はすべて計算ずみなのかも。