アツ過ぎてワガママとされてきた俳優の織田裕二(46)が“クソマジメ化”し、周囲を驚かせているという。

 過去には、主演した大ヒットシリーズ「踊る大捜査線」で、共演の柳葉敏郎(53)との不仲説や脚本への口出しが報じられてきた織田。それが数々の主演をこなしてカドが取れ、来月上旬には第1子の誕生も控えているためか、撮影現場では驚くほどの変化を見せているという。

 WOWOWの主演ドラマ「株価暴落」(19日午後10時スタート)はその一例。同作は昨年、大ブームを巻き起こしたドラマ「半沢直樹」(TBS系)と同じく、池井戸潤氏(51)の小説が原作。

「ヒットメーカーの作品のオファーで織田も気合が入りまくったのか、今夏に約1か月半行われた撮影中のある日、高級すき焼き店『今半』のすき焼き弁当(1個推定3000円相当)を共演者だけでなく、スタッフ全員に用意して、もてなしたそうです。計100人ほどなので、およそ30万円分」(芸能関係者)

 そもそも織田の池井戸作品への出演は初。

「だから『株価暴落』のオファーが来た際、池井戸さんの小説が原作になった過去のドラマ『空飛ぶタイヤ』『下町ロケット』を10時間ほどかけ全話視聴。『スゴい感動した!』と納得してオファーを受けたそうで、その後は熱心に池井戸作品を研究して役作りしたそうです」(同)

 しかも、織田はご丁寧に「『WOWOW』に加入しちゃいましたよ!」と有料会員になったことも明かしたとか。ヤンチャだった織田も、ここ最近は「自分が納得できる作品をどれだけ残せるかですね」と殊勝に語っているという。

「キターーー!!」とアツくてワガママといわれた姿は、格好の芸能ネタだっただけにさみしい気もするが…。