お笑いコンビ「日本エレキテル連合」(中野聡子=30、橋本小雪=29)が先月29日、都内でDVD「腹腹電気」の発売記念イベントを行った。

 売れまくっている2人は、流行語となっている「ダメよ~、ダメ、ダメ!」のコント衣装で登場。最近のブレークにより収入は激増したが、有名になって困ったことも起きている。2人は東京・東村山で一軒家を借りて共同生活をしているが、自宅がバレて、イタズラの被害にも遭っているというのだ。

「このあけみちゃん(橋本)の衣装を干していたら、バレるんだよね」とおっさんメークの中野。橋本は「“ピンポ~ン”と鳴るから玄関を開けたら、子供たちが『本当に“ダメよダメダメ”がいたー!』となる」と苦労を語る。その時、中野は「このガキー!」とコントのおっさん風に叫ぶが、その言い方が面白いのか、イタズラをとがめるつもりが、さらなる笑いを誘ってしまっているというのだ。

 そんな2人だが、芸能界を生き残るためにちゃんと戦略も立てていた。その戦略とは、映画や商品などの「PRイベント」の仕事をなるべく受けないこと。これは“一発屋”にならないための作戦だという。

「フレーズに特徴がある芸人はブレークすると、PR関係の仕事のオファーが殺到する。ちょっと前ならスギちゃんです。あらゆるイベントに呼ばれては『ワイルドだろぉ~』とやっていた。ギャラも結構いいのですが、いかんせん飽きられるのが早い。日本エレキテル連合は、PRイベントよりも地方営業などでしっかり稼ぐ、という算段です」(テレビ局関係者)

 所属事務所関係者によると「今後はほかのコントキャラも押し出していく予定」とのこと。「ダメよ~、ダメ、ダメ!」だけではすぐに“賞味期限切れ”になるので、常に新鮮なネタを披露して飽きさせない努力をしているのだ。

 一発屋で終わらないための作戦、果たしてうまくいくのか?