22日に放送されたSMAP・木村拓哉(41)主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「HERO」最終回の平均視聴率は22・9%だったことが24日、わかった。前週15日に放送された第10話の22・3%から0・6ポイント上げ、有終の美を飾った。

 今作は7月14日の初回放送で、今年放送された全ドラマのトップとなる26・5%と好発進したが、第2話が19・0%、第3話20・5%、第4話18・7%と1週おきに20%前後で推移。第5話が21・0%、第6話20・1%と、ようやく2話連続の20%台を死守したが、第7話は19・0%とまたも大台割れした。それでも第8話20・5%で大台に返り咲くと、第9話20・2%、第10話22・3%、最終回は初回に次ぐ22・9%で4週連続大台をキープ。全11話の平均視聴率は20・9%で、前作には及ばなかったものの、苦戦が続く7月期のドラマの中でダントツの高視聴率を維持した。

 ドラマはキムタク演じる型破りな検事・久利生公平の活躍を描く2001年放送の大ヒット作が13年ぶりに復活。前シリーズは全11話の平均視聴率が34・3%で、フジ連ドラ歴代1位の金字塔となっている。今作では、前作の松たか子(37)に代わり、北川景子(28)がヒロインを演じた。

(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)