NHK朝の連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーが18日、NHK大阪放送局で行われ、現在放送中の「花子とアン」のヒロイン・吉高由里子(26)と29日から放送される「マッサン」の夫婦役の玉山鉄二(34)、シャーロット・ケイト・フォックス(29)が出席した。

 この日は「花子とアン」で共演する仲間由紀恵(34)が結婚すると報じられたばかり。絶え間なくアイコンタクトし、笑顔を見せているマッサン夫婦に吉高は「いや~ん、いちゃいちゃ~。(鈴木亮平演じる吉高の相手役の村岡)英治呼んでくればよかった」と悲鳴を上げた。

 続けて仲間の結婚に質問が飛ぶと、NHK職員があわてて「ドラマそのものに関係ない質問はご遠慮いただけたら」とNGを出したが、それを無視して吉高は「みんな幸せになってほしいです」と質問に答えた。さらに「仲間は幸せムードだった?」との問いに「みんな、すごいハッピーな現場」とうまく切り返した。

 どんな質問にもきちんと対応する吉高に報道陣の評価は上々。中には前作「ごちそうさん」のヒロイン・杏(28)とは「全然違う」との声もあった。

 実は今年2月、同じNHK大阪放送局で行われた「ごちそうさん」の撮影終了会見でとんでもない“暴力事件”が起きていたのは本紙が過去に報じている。この時は東出昌大(26)と杏の熱愛が週刊誌に報じられた直後。ある記者が「東出さん…」と言ったとたん、杏の事務所関係者が「やめとけや」とすごみながら、肩をつかんでムリヤリ引っ張る“暴挙”に出た。

 杏は一部で「紅白司会の有力候補」と言われたが、「あの騒動で司会からかなり遠のいた」とNHK関係者は言う。どちらも高視聴率を稼いだドラマだが、会見での対応だけで株を上げた吉高と下げた杏。明暗が分かれてしまったようだ。