タレントのあびる優(28)と格闘家の才賀紀左衛門(さいが・きざえもん=25)が19日、都内で結婚会見を開いた。

 2人は14日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)で結婚を報告。大安の15日に区役所に結婚届を提出した。「区役所の方がたまたま私の中学校の教師だった。『今日、載ってますよ』とスポーツ紙を持って来てくれてフレンドリーだった」とあびる。

 2人は昨秋に知り合い、今春に再会したところから、才賀の猛プッシュが始まった。

 才賀は「優ちゃんはすごいきれいでやさしい。いつも『大好きだよ』と1日50回くらい言っている」と笑みを浮かべる。

 転機は今年5月にあびるが体調不良になったこと。

 あびるは「心配かけると嫌なので親にも体調不良を言っていなかったが、たまたま彼がこっちにいて、一人暮らしのウチに来て看病してくれた。私を大切に思うのが伝わってきた」と説明する。

「毎日好きと言ってくれるので、どれがプロポーズか分からない。7月の誕生日に言ってくれたひと言がそうだったのかな」と話すあびるの左手には、その際にもらったプレゼントの指輪がキラリ。

 あびるは「ある日突然、私が結婚してもいいかもとひらめいた。不安よりかは直感を信じたい。彼の一生懸命でピュアなところが好き。まだ生で試合を見たことがないので、行ってみたい。浮気は今のところないが、彼も若いしこれでバンと飛躍した時には…大丈夫です。結婚会見は一生に一度にしたい」と冗談交じりにコメント。

 才賀は「彼女の全部が好き。一緒にいて落ち着く。浮気は大丈夫です! ずっと変わらず大好きなので仲良くしたい。子供は僕が3人兄弟なので3人欲しい」と語った。

 2人の入籍を後押ししたのは、あびるの先輩・和田アキ子(64)。あびるのクライアントにアッコが電話を入れるなどして強引に話を進めたという。

「無事に入籍できたのはアッコさんのプレッシャー。自分が思った以上に喜んでくださった。アッコさんには結婚式とは別にお礼を言う席を設けたい」と、あびるは感謝した。

 すでに才賀の母親にはあいさつし、メールで連絡を取り合う仲だとか。才賀家は和歌山に代々続く名家だけに、しきたりなどが気になるが「家訓やしきたりは聞いたことがない。オカンものんびりした人で特に何も言われていない」(才賀)。

 現在、別居中の2人は新居を探しているが、まだ結婚指輪も購入しておらず焦ってはいない。これらのことからも、入籍という形をつけなければ、交際を続けたまま結婚の時期を逸した可能性もある。

 あびるはF1ドライバー小林可夢偉(28)と交際していたが、昨年に破局した経験がある。まずは結婚という形を後押ししたのは、後輩をよく知るアッコの“親心”なのだろう。