覚醒剤取締法違反の罪などに問われたASKA被告(56=飛鳥涼、本名・宮崎重明)の判決公判が12日、東京地裁(植村幹男裁判官)で開かれ、懲役3年、執行猶予4年が言い渡された。

 判決後、東京・目黒区のASKA宅前には、多い時で10人あまりの報道陣が詰め掛けた。

 窓はすべてカーテンで閉め切られ、ひっそりと静まりかえっており、夫人の洋子さん(59)をはじめ、家族は全員不在だったのか、朝からインターホンの呼び掛けに応じることは一度もなかった。

 近所の主婦は「何か月もカーテンは閉め切られてますし、夜も真っ暗。奥さんもずっと見ていません」と語り、「ASKAさんにはしっかりと罪を償って、ここに戻っていただければと思います。ようやくここも騒がしくなくなるなるんですかね」と平穏の日々を願った。

 近所には小学校があるが、下校時の小学生たちも自宅前を通り過ぎるたびに「ASKAは自分の罪を認めてるんだよ」「悪いことをしたんだ」「ここにはもう誰もいないよ」などと話し合っていた。