サンリオ社長が断言「キティちゃんは猫じゃない」

2014年09月04日 20時36分

アニメ映画の完成披露試写会に出席したハローキティ

“実は猫じゃない。少女だった!”と世界中で話題をさらったサンリオのキャラクター「ハローキティ」が4日、都内で行われたアニメ映画「くるみ割り人形」(11月29日公開)の完成披露試写会に出席した。

 

 先月26日に米紙に「ハローキティは猫ではない」と伝えられ、注目を集めた渦中の猫…ではなく“少女”が公の場に登場。同作の主人公の少女クララとコラボした“くるみ割りキティ”バージョンだ。

 

 キティは、同作の増田セバスチャン監督、「サンリオ」辻信太郎社長(86)とともに囲み取材に対応した。

 

 世界中を巻き込んだ論争について質問が飛ぶと、関係者が「映画の質問を」と制したが、辻社長が初めて言及。「キティちゃんは猫じゃない」とキッパリ断言した。

 

「猫だってなると、ミッキーはねずみか、となる。そういうことを言うんじゃなくて、キティちゃんはキティちゃん、ミッキーはミッキー。おもしろおかしく言っているけど、キティちゃんもミッキーもアイドルなんだから。ねずみだ猫だって言うとワケが分からなくなります」

 

 隣でキティがつぶらな瞳で見つめ、口を閉ざす(もともと口はないが…)なか、子供の夢を壊さないファンタジーな回答。米寿を間近にした高齢のトップだが、よどみない口調で言い切った。

 

 また、辻社長は、米国発で日本でも大ヒットした「アナと雪の女王」を何度も引き合いに出して、ライバル心をのぞかせた。「何でもかんでも米国の映画が素晴らしいじゃつまらない。『アナ雪』のようになって(ヒットして)くれれば」と願った。

 

 声優は、女優・有村架純(21)がクララを担当。前日3日に胃がんからの復帰会見を開いた俳優・市村正親(65)が1人4役を務める。