お笑い芸人の加藤浩次(45)が4日、都内で吹き替えを務めた映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(13日公開)のプレミアに声優・山寺宏一(53)、俳優・遠藤憲一(53)とともに登場した。

 同作は宇宙を股にかけるトレジャーハンターのクイル(山寺)が、刑務所で出会った“最凶”アライグマのロケット(加藤)や、樹木姿のヒューマノイド・グルート(遠藤)らお尋ね者の面々とタッグを組み、銀河滅亡を阻止する戦いに挑む物語。

 遠藤は「私のセリフは『私はグルートだ』ただひと言なのでラッキーと思ったが、ひと言で感情を出さなきゃいけないので、俳優(の仕事)よりも結構NGを出した」と頭をかいた。

 加藤は好きなシーンを聞かれて「武器を持ってぶっ放すシーン。本家は『オー、イエス!』って言ってるんだけど、吹き替えでは『いいねぇ! 最高!』って…僕、ズボン脱いで言ってた」と下ネタ発言で笑わせた。

 壇上に、加藤演じたアライグマのロケット人形が登場。劇中の気性の荒い毒舌キャラは健在。

 フォトセッションで銃を片手に決めポーズをつくる加藤に向かって「カッコつけてんじゃねぇよ」と、事前に加藤自身が吹き込んだ声でガツン。

「カッコつける場面なんだよ」とツッコみながら、加藤は「コンビできたんじゃねぇか」と久々の掛け合いに満足げだった。