米ディズニーが、興行収入250億円を超える大ヒットとなっている映画「アナと雪の女王」(原題は「フローズン」)の短編を製作中であることを2日(日本時間3日)、発表した。来年春に上映予定で、タイトルは「フローズン・フィーバー」だという。ストーリーは「主人公アナの誕生日を雪の女王・エルサらが祝おうとするが、エルサのパワーが強すぎ、パーティーが危険にさらされる」と説明している。このニュースは米ABCテレビの番組で明かされたため「米国では『フローズン・フィーバー』が映画ではなく、テレビ番組として放送されるのでは」とみられているが、日本ではどうなるのか? 

「ディズニーは、長編と一緒に5~10分の短編を同時上映することが多い。『アナ雪』でも、ミッキーマウスが主人公の短編『ミッキーのミニー救出大作戦』を同時上映した。日本では『アナ雪』の短編を、来春公開されるディズニー映画と同時上映にするのでは」と映画関係者は予想する。

 短編にはアナやエルサ、オラフなど、前作と同じキャラクターが登場する。「日本語バージョンの声優も前作と同じでしょう。アナ役の神田沙也加、エルサ役の松たか子、オラフ役のピエール瀧の声が再び聞けることになりそう」(同)

 注目は大ヒットした「Let It Go」をはじめとした数々の名曲を生んだロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻による新しいオリジナル楽曲が予定されていること。

 現在公開中の「アナ雪」では、それぞれのキャラクターが異なる曲を歌い、松のバージョンをMay J.が主題歌として歌っている。

「短編では、それぞれのキャラクターが歌う時間はないから1曲だけでしょう。アナとエルサはパーティーを行う設定だから、歌うのは雪だるまのオラフでは?」(同)

 そうなると日本語バージョンでは歌を担当するのはピエール瀧となるが、さてどうなるか。