9月末でTBSを退社する田中みな実アナウンサー(27)が、10月にスタートするフジテレビ日曜ゴールデンタイムの新番組のメーン司会に抜てきされた。フリー転身後に早くも“買い手”が決まった形だが、それで強気になったのか、交際中の「オリエンタルラジオ」藤森慎吾(31)にある結婚の条件を出していたことが判明した。藤森にとっては酷すぎるその条件とは――。

 2009年にTBSに入社、看板アナに育った田中アナも、9月末で退社するのは周知の通り。

「現在、飽和状態といわれているフリーアナ市場だが、田中アナは久しぶりの“超大型物件”。現在担当しているTBSの番組の多くは降板するが、その分、他局での出演は一気に増えそう。田中アナが所属する事務所は各局に強いパイプを持っており、億単位の収入も夢ではない」とテレビ局関係者。

 この言葉通り、早くもフジテレビが起用を決めた。しかも、日曜午後8時のゴールデンタイムの新番組「ニュースな晩餐会」のメーン司会というから、田中への期待の高さが分かる。一時は「あのブリっ子キャラではフリーになってもどこも使わないのでは」とまで酷評されたが、テレビ関係者も「フリーになったら古巣に最低1年恩返ししてから他局進出というのが業界の常識。それが退社即、ライバル局の、しかもゴールデンですからね。事務所の力でしょう」と驚く最高のスタートとなった。

 それで気が大きくなったのか、田中アナはプライベートでも交際相手・藤森との結婚で超強気になっているという。

「公には結婚を否定している田中アナですが、仲が良い人に突っ込まれるとあっさり『結婚するよ!』と言っていたそうです。ただ、条件があって、今すぐではなく、なんと『5年後』とのこと。将来のことを見越していると言えば、そうなんでしょうが…」と芸能関係者。

 そもそも5年もたてば2人の関係がどうなっているのか分からないのに、なぜ田中アナはこだわるのか。

「フリーになってしばらくは、仕事を頑張りたいというのがあるのでしょう。でも、それ以上に問題なのが藤森の“チャラ男”というキャラ。藤森は過去に女性問題を起こしていることもあり、田中アナの両親が藤森のことをいまだに認めていないのです」(同関係者)

 2人の仲は12年春に熱愛が報じられ、同年11月にお泊まりデートが発覚して交際宣言。だが、田中アナは退社を発表した6月、結婚について「予定はまったくありません」と否定していた。

「額面通りに受け取るわけにはいきません。例えば田中アナの先輩・青木裕子も退社前に矢部浩之との結婚を否定していましたが結局、フリーになって4か月で結婚したという例がありますから」と別の芸能プロ関係者はみている。

 一方、藤森にしてみれば大変な条件だ。お笑い関係者は「交際開始からすでに2年半はたってるのに、さらに5年間、藤森は品行方正に愛を育まねばならないんですからね。藤森は田中アナと結婚して既婚者となった上で、芸の肥やしとばかりに女遊びもするつもりだったのに、他の女の子にチャラ男として接することができないんですから酷ですよ」と同情する。

 ただ、田中アナの両親としては大事な娘の結婚相手だけに慎重になるのも当然。田中アナの転身後の仕事とあわせて、2人が良い関係でいられるのかも注目される。