“卒業の本命”とささやかれてきたAKB48の小嶋陽菜(26)が27日深夜、ついに卒業を発表するという衝撃情報が浮上した。発表の舞台は、出演予定のニッポン放送「AKB48のオールナイトニッポン」(毎週水曜25時)。実現すれば史上初のラジオ生放送でのサプライズになるが、一方で、小嶋本人は“出演拒否”をにおわせる動きもある。いよいよカウントダウンとなったこじはる卒業をめぐる舞台裏を追った。

 AKB48がメーンパーソナリティーを務めるニッポン放送「AKB48のオールナイトニッポン」のホームページには「緊急告知」と題し、小嶋に加え、48グループ総監督の高橋みなみ(23)、次期エースと期待の山本彩(21)の3人が出演予定だ。小嶋は“スケジュールNGが出てる”と、欠席の可能性もにおわせているが「今後のAKB48を考える」をテーマにガチンコ生討論する。

「実はそこで小嶋がポロッと年内での卒業を発表するというんですよ。近々の卒業がバレバレな小嶋は『みんなを驚かせたい!』と常々口にしている。ラジオの生放送で発表なんて、ファンも予想していないはず」(AKB関係者)

 東京ドーム公演は「~するなよ?するなよ?絶対卒業発表するなよ?~」という意味深なタイトルだったが、最終日の20日に「大本命は小嶋さん!」と高橋から水を向けられた小嶋は「知らない間にタイトルが決まっていた。こんなんじゃ発表しません!」と否定してみせた。

 だが、本紙既報通り、小嶋の年内卒業は既定路線。

「地元・埼玉で小嶋の卒業セレモニーを行うことになると思います」(前出関係者)と明かす。

 小嶋自身、6月の選抜総選挙で「もうAKB人生に悔いはありません。私、小嶋陽菜はここで卒業発表しようと思いましたが…しませ~ん!」と発言。“未遂”に終わったが、卒業を決断していたことは確かだ。

 あるスタッフは「東京ドーム公演では周囲に悲しい出来事もあり、卒業発表を思いとどまった。ただ、コンサートではファンから必ず『小嶋の番だ』と声が出る。プレッシャーを感じていて、周囲も『早く楽になってほしい』という親心で小嶋の久々のラジオ出演を決めたとか。『私、卒業しま~す。卒業セレモニーは埼玉がいい』とポロッとこぼす…こじはるらしいでしょ」と語る。

 小嶋は地元で卒業セレモニーを行う強い意向を持っているが、卒業発表の場にこだわりはないという。唯一の不安は小嶋がなぜかラジオへの“出演拒否”をにおわせていることだ。

「実はその日、小嶋は久々のプライベート休日なんです。驚かせたいという小嶋の希望をかなえようと、お膳立てをしたのに『え~! 私、休みた~い!』『イヤだ~!』とゴネていて(苦笑)。万一、出演拒否なら、サプライズより、目先のプライベートを優先させたということ」と別のAKB関係者。サプライズか、それとも肩透かしか。もっとも本紙がスッパ抜いたことで、前者は厳密にはサプライズでなくなるのだが…。