“ヤンチャ俳優”として知られる市原隼人(27)と交際中のモデル向山志穂(28)の妊娠が25日、分かった。現在6か月で年末年始に出産予定だが、入籍はまだ。近く“デキちゃった婚”するとみられているが、多くの市原ファンはガッカリしているという。出演した人気ドラマでの硬派なイメージ通り、向山以前に元彼女と交際していたときは好感度を上げた市原だが、今回はイメージダウンにつながりそうだ。

 向山の妊娠は25日、朝刊スポーツ紙2紙が報じた。スクープしたのは26日発売の女性誌「週刊女性」で、25日午後、マスコミ各社に届いた同誌の早刷りには「市原隼人 半同棲モデル彼女がオメデタ!…でも入籍日決まらない困惑パパに」という記事が掲載された。

「週刊誌記事の衝撃を抑えるため、所属事務所関係者が懇意のスポーツ紙に情報を流し、先に記事を出してもらうという典型パターンでは」(ワイドショー関係者)

 市原は、2008年にヒットしたドラマ「ROOKIES」(TBS系)で演じた熱血高校球児のような硬派キャラで通っている。当時付き合っていたのは中学時代の同級生。交際期間は実に10年余りで、彼女が陰ながら支え、ブレーク後も妻のように尽くしてきた。同ドラマがヒットした直後、市原は結婚の意思表明をし、おとこ気を見せたことで、女性ファンは減るどころか急増した。

 ところが、その同級生とはいつの間にか別れ、11年夏ごろ、知人の紹介で知り合った向山に乗り換えていた。もともと向山が市原の大ファンで、仕事で一緒になったのを機に急接近。本格的に付き合い始めたのは翌12年に入ってからで、当初から半同棲し、デート現場もたびたび目撃され、向山が公の場でノロけることもあった。

 ただ、結婚の日取りが決まらないうちに向山の妊娠が発覚したことで、市原ファンの多くはツイッターなどで「ショック」「見る目かわる」「筋通す男かと思ってたが」などと落胆。本来ならめでたい話が、前出の元彼女のときとは状況が違ってきている。

 実は前々から、市原が世間でカッコイイともてはやされていることに、市原の親族はかなり違和感を覚えていたようだ。

「実際は、世間が思ってるような硬派キャラじゃないんですって。親族の方が言ってました。普段はしゃべらないし、体育会系でもなくて暗いそうです。身近でずっと見てきたからこその意見なんでしょうが『なんで売れたのか分からない』なんてことまで言ってました」(芸能プロ関係者)

 妊娠を認めている向山サイドに対し、市原の所属事務所が、めでたい話なのに一切コメントを出していないのも奇妙だ。

「長く交際していた元彼女はどうなったのかと蒸し返されたくないのでしょう」と別の関係者は話している。