ASKA愛人宅「覚醒剤検出」の衝撃

2014年08月27日 06時10分

栩内被告も薬物常用か!?

 歌手ASKA被告(56=飛鳥涼、本名・宮崎重明)とともに覚醒剤取締法違反(使用)の罪で起訴された愛人女性の栩内(とちない)香澄美被告(37)に“薬物常用疑惑”が浮上した。自宅マンションの換気口から覚醒剤成分が検出されていたことが25日、判明したからだ。一貫して起訴内容を否認し、無罪を主張する同被告は窮地に…。一部では栩内被告の“クスリ部屋”にはASKA以外の人物も出入りしていたという噂も流れている。

 同じ覚醒剤取締法違反の罪などで起訴されたASKAが当局の厳しい取り調べに“完オチ”したのに対し、栩内被告は「身に覚えがない」と一貫して容疑を否認している。

 先月22日の初公判では、2回目の毛髪鑑定でシロだったことを強調した上で、1回目の鑑定で陽性反応が出た原因について「性交中にASKAの汗が髪に付着した」と主張。尿検査の結果についても「ASKAの体液が膣内にとどまっていた」と“中出しセックス”を武器に反証した。

 だが、ここへきて東京・南青山にある栩内被告の自宅マンションの換気口から覚醒剤成分が検出されたことが判明。覚醒剤をあぶった際に出る副流煙によるものとみられる。

 これに捜査関係者は「少なくとも彼女の部屋で“あぶり”が行われた証明になる。彼女は『覚醒剤なんて見たことがない』と供述しているが、あぶりは覚醒剤特有の吸引方法。それを見て『気にも留めなかった』とは言わせない。換気口に覚醒剤成分がたまるということは、かなり前から継続的に使用していたということ。彼女自身の薬物常用も疑われる」と強調する。

 28日に初公判を控えるASKAにとっても、今回の“証拠”は決定的。ASKAは栩内被告の覚醒剤使用について「使わせてないし、あげていない」と擁護しているが、今後の公判では検察側から徹底追及を受けることになる。

 気になる情報もある。「彼は栩内被告のマンションを毎日訪れていたわけではないし、最近はあぶりよりも、(合成麻薬)MDMAなどの錠剤を好んでいた。それでも換気口から覚醒剤成分が検出されるということは…。彼女本人が常用していたか、ASKA以外の人物が出入りして使っていたということになる」とは2人を知る人物の話だ。

 栩内被告は青森県から上京し、大手人材派遣会社のパソナグループに勤務。昼はOL、夜は同グループ代表・南部靖之氏主催の交流パーティーの“接待要員”を務めることが多かった。

「ASKAと知り合ったのもそのパーティー。栩内被告はASKA以外にもそこで芸能人や政財界のVIPと知り合った。彼女の逮捕におびえている人は多いはずですよ」(業界関係者)

 とはいえ、栩内被告の口から一連の疑惑が語られることはないだろう。財界関係者によると「彼女は田舎出身の自分を拾ってくれた南部氏に多大な恩を感じている。公判ではパソナの不利益になることは一切しゃべらないと決めているそうだ。ASKAに比べて肝が据わっているよ」。

 裁判で有罪が立証されたとしても、同被告は最後まで全面否認するつもりだという。

 その場合の量刑への影響について、日大名誉教授(刑法)の板倉宏氏は「初犯なので執行猶予が取り消されることはまずないと思いますが、量刑は重くなります。3年の執行猶予判決のところが5年にされることはあると思います」とみている。

 当局は“ASKA事件”を突破口に、違法薬物の大規模浄化作戦を展開したい考えで、“新証拠”が出たことに両被告が公判で何を語るかが注目される。