大島優子と前田敦子 女優評価に思わぬ差

2014年08月25日 06時00分


 若い男との逢瀬のため横領を重ねる“汚れた女”を演じた宮沢が「いままで演じたことない役。濃密だった」と話すと、横で聞いていた大島が宮沢の役作りについて「監督と現場で役をかみ砕いて台本にない芝居を出していく。間近で見られて勉強になった」とコメント。若手の大島にとっては、貴重な経験になったようだ。


 吉田監督も大島を「この映画のジョーカー的存在」と大絶賛。もともと子役で活躍していたキャリアがあるだけに「演技の“地力”が備わっているから、トップ女優の芝居に触れることでぐんぐん成長している」(前出の映画関係者)という。


 また大島は、撮影以外のところでも「盛り上げ役」として、場を和ませたとか。明るい性格で出演者、スタッフなどの評判は上々。テレビドラマで共演したあのSMAP木村拓哉(41)も大のお気に入りだという。


 対照的に大島の“永遠のライバル”である前田はなかなか評価が上がってこないのが実情だ。別の映画関係者は「蜷川さんの舞台で相当、厳しく鍛えられてたようですが、舞台関係者からは『女優としてはまだまだ全然ダメ』という声も。映画関係者の間では『主役を張るには時期尚早』という評価」と指摘する。先にAKBを卒業したのは前田だったが、大島にアッという間に抜き去られてしまった格好だ。


 ただ一方でこんな声もある。「前田はものすごく努力家。映画の勉強をかなりしているそうで、『AKB卒業後は一日中ずっと映画館に入り浸っていた』という逸話もあるほど。いまはまだ技術がついてきていないようですが、今後地道に力をつけていくでしょう」(配給関係者)


 何かの転機さえあれば「大女優マエアツ」が覚醒する可能性も十分にあるというわけ。


「天才型の大島と努力型の前田は『ウサギとカメ』に似ている。最終的にどちらが勝つかは、まだ分からない」(前出の配給関係者)


 今後もこのライバル関係は、激しい火花を散らしそうだ。