
人気アニメ「ラブライブ!」西木野真姫役としても知られる声優で、歌手のPile(パイル)が、17日に行われた「コミックマーケット86」(15~17日開催)でとんだ勘違いをしたことがわかった。この日、コミケのブースでイベントがあったにもかかわらず、会場の東京ビッグサイトではなく幕張メッセに向かってしまったのだ。
この日は午後2時から、所属事務所の「SPACEY」ブースで、オリジナルボイスやサイン入りトレカなどが入った「お渡し会セット」を、購入者先着200人に直接手渡す「お渡し会」を行う予定だった。ところが…。
「イベント近くになってブースの関係者がざわざわし始めたんです」(ブースの近くにいたファン)
実はこのとき、Pileはコミケが行われる東京・江東区の東京ビッグサイトではなく、千葉の幕張メッセにいたのだ。
海の近くの大きな会場ということは共通しており、混同する人も少なくない。実際、別のイベントなどでは、会場を間違えて焦ってやってくる取材記者もたまにはいる。しかし主役が間違えてしまうというのは前代未聞だ。
「すぐさま事務所の社長からは『Pileですが、間違えて幕張メッセに行っちゃったみたいです。すいません』と謝罪がありました」(前述のファン)
結局、Pileは幕張メッセからタクシーを飛ばしビッグサイトに到着。20分遅れたが、無事200人へのお渡し会を行うことができた。さらにおわびの代わりに参加者には事務所からアイスキャンディーが配られた。
イベント終了後、Pileは「間違えて一度幕張メッセまで行ってきました。。。皆さんに会えてよかったです!!元気をもらえました。ありがとうございました」と明るくツイート。演じる西木野真姫とは真逆の〝ドジっ娘ぶり〟に、ツイッター上では「天然ぼけ」「ほっこりした」とすっかり笑い話となっている。