“18年遺恨”藤田朋子vs高須氏ヘアヌード闘争再び法廷へ

2014年08月15日 06時30分

18年前の遺恨が再燃した藤田朋子(左)と高須甚仁氏

 女優の藤田朋子(49)が5日発売の写真週刊誌「FLASH」(光文社)に掲載された幻のヘアヌード写真を巡って、出版プロデューサーの高須基仁氏(66)らに「抗議書」を送付していたことが13日、本紙の取材で分かった。18年前に出版差し止めの仮処分命令が下ったヘアヌード写真集「遠野小説」からの写真で、当時大騒動を引き起こした問題作だ。法を無視した高須氏の明らかな“暴挙”としか言いようがないが、その裏には「藤田対高須」の18年にわたる遺恨があった――。 

 藤田の怒りも当然だろう。「独占スクープ掲載! 藤田朋子 幻のヘアヌード」「出版プロデューサー・高須基仁責任編集」と銘打たれた袋とじは全8ページにわたって同誌に掲載された。その美しさは際立ってはいるが当時、裁判所から「世の中に出すことを禁ずる」と命じられた幻のグラビア写真だ。

 本紙の取材によれば、抗議書は藤田の代理人である弁護士から、掲載した版元の光文社と高須氏宛てにそれぞれ送付された。「藤田の人格権及びパブリシティー権を侵害した」として「販売中の雑誌の回収及び廃棄」「損害賠償請求」「写真の原本の廃棄」などを求め、これに応じなければ「法的措置を講ずる」と訴訟も辞さない構えだ。

 これについて、藤田が現在所属する「ホリプロ・ブッキング・エージェンシー」の広報担当者は、「お答えできることはございません」。

 仮に訴訟に発展したら、どう見ても藤田の側に理がある。

「新事実でも出てこない限りは高須氏側の敗訴はほぼ間違いないのでは」というのが法曹関係者の一致した見方で、やはり高須氏の取った行動は常軌を逸していると言わざるを得ない。

 だが、ある出版関係者によれば「高須氏も訴訟リスクは重々、承知していたはず。それをあえて、世の中に出したのだから、何らかの意図があってのことに違いない」。本紙が取材を進めると、18年前の“舌禍事件”があった。

 それは藤田が1996年3月、「遠野小説」の出版をめぐる記者会見の場で高須氏に向けて言い放った「KILL HIM!(彼を殺す!)」発言だ。

 藤田は「ヘアヌード写真は使用しない」という約束をほごにされて、やり場のない怒りから、ついつい高須氏をののしってしまった。
「当時はさまざまな喧騒の中に隠れてしまいましたが、藤田が公の場で放った『高須を殺す!』という意の言葉に激怒したのが高須さんです。周囲に『俺を殺すってどういうことだ! やるならやれ!』とぶちまけていた。地元の静岡・掛川では『マムシの高須4兄弟』と言われていたそうで、一度敵に回った人間は徹底的にやるのがポリシーだそうです」とはあるワイドショー関係者。

 高須氏の怒りは「KILL HIM」事件だけでない。「あの『遠野小説』がポシャったことにより、発行元の出版社は倒産の憂き目にあった。路頭に迷った人間もいた。高須氏はその責任を感じていたようですよ」(別の出版関係者)

 その怒りが18年間もの間、脈々とマグマのように熱を帯び、2014年に噴出した。簡単に収まるはずもない。この決着は下手すると、どちらかが倒れるまで続く可能性もあるのだ。

 本紙は都内で高須氏を直撃したが「いまは話すことはねえよ! 15日にイベントやる。そこでしゃべるから、話が聞きたかったらそこに来い!」と不敵に笑うのみだった。一般常識では測れないことも、ままあるのが芸能界。

 遺恨は簡単に終わらなそうだ――。